はじめに|「ヨーロッパ旅行はいくらかかるのか問題」
ヨーロッパ旅行を考え始めたとき、多くの人がまず直面するのが「結局いくら必要なの?」という疑問だと思います。
調べてみても、
- ツアー価格ばかりで個人旅行の参考にならない
- 円高時代の古い情報が多い
- 安く書かれすぎていて現実味がない
ということが多く、今の円安状況でのリアルな金額感が見えづらいのが正直なところ。そこでこの記事では、2023年夏〜秋の超円安時期に、完全個人手配で行ったヨーロッパ7泊9日旅行について、
- 実際に支払った金額
- その細かい内訳
- なぜその選択をしたのか
- お金をかけてよかった点/削れたかもしれない点
を、できる限り具体的に書いていきます。
前提条件|今回の旅の基本情報
まずは前提条件です。
- 旅行時期:2023年8月末〜9月初旬
- 為替:1ユーロ=約161〜163円(超円安)
- 旅行形態:パック・ツアーなしの完全個人旅行
- 訪問国:ベルギー/オランダ/ルクセンブルク
- 人数:女性2人旅
- 日程:7泊9日
円安・個人手配・複数国周遊という条件なので、「節約旅行」ではありません。その分、「現地でお金のことを考えない」旅を目指しました。
トータル費用|まずは結論から
今回の旅行でかかった費用は、1人あたり 約668,000円です。この金額には、以下すべてを含んでいます。
- 往復航空券
- ホテル代(7泊分)
- 現地交通費
- 食費
- 美術館・観光施設の入場料
- お土産・雑費
「ヨーロッパ個人旅行で、全部込みだとこれくらい」という一つの現実的な目安になると思います。
ホテル代|合計と内訳(安全と立地を優先)
ホテル代合計:約119,000円/1人
7泊なので、
👉 1泊あたり 約15,000円/1人
実際に泊まったホテルと金額
- シェラトン・ブリュッセル
2名1泊:33,989円(=1人 約16,995円) - シャッセ・ホテル
2名1泊:38,354円(=1人 約19,177円) - マリオット・ホテル
2名1泊:42,431円(=1人 約21,216円) - ウォーウィック・ホテル
2名4泊:122,634円(=1人 約61,317円)
なぜこの価格帯を選んだか
- 駅から徒歩圏内
- 夜でも比較的安心できるエリア
- 清潔感がある
- チェーン or 評価が安定している
女性2人旅だったこともあり、「ホテルは削らない」と最初から決めていました。
結果的に、
- 夜の移動に不安がない
- 体力的に楽
- 旅全体の満足度が高い
という点で、一番お金をかけてよかった項目です。
飛行機代|直行便を選んだ理由と金額
往復航空券:約270,000円/1人
- 日本 ↔ ヨーロッパ
- 直行便
- エコノミークラス
もう少し安くできた?
乗り継ぎ便を使えば、20万円前後まで下げられる可能性はありました。
ただし、
- 移動時間が大幅に増える
- 体力的な負担
- 乗り継ぎトラブルのリスク
を考え、今回は直行便を選択。「旅の最初と最後を楽にする」という意味で、納得の出費でした。
現地交通費|具体的な移動と金額
交通費合計:約45,000円/1人
主な内訳
- ブリュッセル → アムステルダム(国際列車)
9,290円 - アムステルダム → ロッテルダム
3,528円 - ロッテルダム ⇄ デン・ハーグ
4,013円 - ロッテルダム → アントワープ
4,560円 - アントワープ → ブリュッセル
2,723円 - アムステルダム トラム24時間券
1,457円 - ルクセンブルク → 電車移動
5,326円 - 水上バス+トラム関連
約3,800円 - ブルージュ バス
405円 - ゲント トラム往復
1,614円 - ブリュッセル⇄ゲント/ブルージュ
推定 約5,000円
国を跨ぐ移動が多かったため、日本の感覚でいると「高っ」となりますが、移動そのものも旅の一部として楽しめました。
食費|具体例と1日あたりの目安
食費合計:約90,000円/1人
👉 1日あたり 約15,000円弱
実際にかかった例
- デン・ハーグ 夜ご飯
12,300円 - ハウス・オブ・ワッフル(昼)
6,156円 - ブリュッセルのハーゲンダッツ
5,783円 - 空港スーパー(サラダ・プロテイン等)
3,020円 - 空港スタバ
1,817円
食費を削らなかった理由
- 外食=文化体験
- カフェ=休憩+観光
- 食べ歩き=街歩きの延長
「食」を削ると、旅の満足度が一気に下がると感じました。
美術館・観光費|チケット代まとめ
合計:約17,000円/1人
- ゴッホ美術館:1,851円
- アムステルダム国立美術館:3,610円
- マウリッツハイス美術館:2,993円
- アンネ・フランクの家:2,790円
- ハイネケン・エクスペリエンス:3,691円
- フランドル伯居城:2,114円
※アンネ・フランクの家は事前予約必須です。
お土産代|具体的に何をいくら買った?
お土産・雑費合計:約90,000円
主な内訳
- チーズ:8,000円
- デルレイ:3,666円
- Mary:7,140円
- ベルギービール(ボトル):2,854円
- クリスマスオーナメント:2,351円
- コンビニ:2,008円
- DILLE & KAMILLE:8,830円
- キュベルドン+チョコ:8,894円
- ミッフィーぬいぐるみ:3,203円



絶対に買ってよかったお土産
今回の旅では、美術館にもたくさん足を運びました。そのたびに思ってしまったのが、「せっかくここまで来たんだから、この場所に来た“証”になるものが欲しい」という気持ちです。
正直、美術館のお土産は決して安くはありません。
それでも、
- その場所でしか買えない
- 展示を見た記憶とセットで残る
- 家に帰ってからも、ふとした瞬間に旅を思い出せる
という理由から、今回は惜しまず購入しました。
実際に買ったのは、
- ゴッホ美術館:6,739円
- マウリッツハイス美術館:3,446円
- ハイネケンのパーカー:8,024円
- ハイネケンの名前入りビール3本:1,927円
中でも特に買ってよかったのが、ゴッホ美術館50周年記念のミッフィーのぬいぐるみです。ミッフィーはオランダ生まれのキャラクターで、ゴッホ美術館の記念アイテムとして作られたこのぬいぐるみは、「オランダ旅行に行った」という記憶を一瞬で呼び起こしてくれる存在になっています。

ご当地スタバグッズは、やっぱり外せない
海外旅行に行くと、ついチェックしてしまうのがご当地限定のスターバックスグッズ。
マグカップや、マグ型のクリスマスオーナメントなど、国や都市ごとのデザインがあり、見ているだけでも楽しいです。日本にも日本版のご当地マグがありますが、ヨーロッパのものは色使いやイラストの雰囲気がまったく違い、「同じスタバなのに、ちゃんと異国感がある」のが魅力だなと感じました。

日本ではなかなか出会えないお菓子たち
お土産の中でも特にテンションが上がったのが、日本ではあまり見かけないご当地のお菓子です。
有名なベルギーチョコレートはもちろんですが、それ以上に印象に残っているのが、ベルギー名産の キュベルドン。キュベルドンは、円柱形のカラフルなお菓子で、見た目もとても可愛いです。外側は砂糖でしっかりコーティングされていて、中にはとろっとした、溶けたグミのようなフィリングが入っています。甘さはかなりしっかりめですが、甘いものが好きな人なら絶対に好きな味と食感だと思います。
「知らないお菓子を買ってみる」という体験自体も、海外旅行ならではの楽しさだなと改めて感じました。

同じお店で出会った「ギモーヴ」
キュベルドンを買ったお店には、ギモーヴというフランス菓子も並んでいました。見た目は四角くてカラフル。日本でいうマシュマロに近いのですが、マシュマロよりも少し密度があり、弾力のある食感です。味の種類も豊富で、フルーツ系のフレーバーは特に美味しく、こちらも「もっと買えばよかったな」と思ったお菓子の一つです。
お土産にお金をかけてよかったと思う理由
今回、お土産代だけで見ると決して少ない金額ではありません。
それでも、
- 家に帰ってからも旅の記憶が続く
- 誰かに渡すたび、話題が一つ増える
- 写真とは違う形で思い出が残る
という点で、お土産に使ったお金は、全部「体験の延長」だったと感じています。
まとめとして一言足すなら
お土産は、「余ったお金で買うもの」ではなく、「旅の一部として最初から予算に入れていいもの」だと思いました。
特に、
- 美術館限定グッズ
- ご当地スタバ
- 日本では出会えないお菓子
このあたりは、迷ったら買って後悔しないものばかりです。

最後に|この金額で得られたもの
確かに、安い旅行ではありません。
でも、
- 不安なく歩けた夜
- 迷わず入ったカフェ
- 欲しいものを我慢しなかった選択
それら全部が、「行ってよかった」と心から思える理由になっています。これからヨーロッパ旅行を考えている方のリアルな判断材料になれば嬉しいです。



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