クインズワルツ2号店にてマリスシリーズ(星空のマリス/荒廃のマリス)を、1日で2作品連続プレイしてきました。
午前中から夕方まで、ほぼ丸一日マリス漬け。
- 10:00〜13:00頃:星空のマリス
- 14:30〜18:00頃:荒廃のマリス
世界観を引き継いだ連作を続けて遊べる、かなり贅沢な体験でした。
製作者について
製作者は イバラユーギ さん。
これまでにも、
- 感染拡大!マーダーミステリー!
- 始まりと終わりのマスコット
- あやつり人形の呪い
- 死者の供述
- 現実からの救済
- スターループ
など、印象に残る作品を多数手がけている方です。
どの作品にも共通しているのは、「設定そのものが物語を語っている」感覚。
マリスシリーズも例外なく、その魅力が全開でした。
星空のマリス
あらすじ
「知識は罪だ」
人類が長い時間をかけて辿り着いた、たったひとつの真実。
人は知ることで憎み、争い、殺し、そして滅んだ。
地下へ逃げた人類は、
その学びを「忘れない」ために、
そして「思い出さない」ために生きている。
朝が来て、光が差し込み、空が橙色に染まり、やがて静かな夜が訪れる。
その完璧に設計された循環の中で、人は今日を生きる。
作り物のように美しく、
気味が悪いほどに優しい世界。
そんな悲劇が似合わない世界で、
あなたたちの物語は始まります。
プレイキャラクター
私は 「パティ」という女の子の役を担当しました。
- 7人シナリオ
- 男女比:男4/女3
キャラクターごとに用意されたハンドアウトがとても丁寧で、「読ませる」文章量と設定がしっかりあります。役を理解する時間そのものが楽しく、自然とロールプレイに入り込めました。
プレイ時間
プレイ時間は 約3時間。体感としては本当にあっという間。世界観に没入しているうちに、気づけばエンディングを迎えていました。
感想
マーダーミステリーに慣れている人にとっては、難易度はやや易しめかもしれません。
ただし、
- 世界観の完成度
- 設定の美しさ
- キャラクターごとの立ち位置
これらが非常にバランス良く作られていて、「物語を味わう」満足度が高い作品でした。特に、ハンドアウトの工夫が素晴らしく、キャラ同士の関係性が自然と立ち上がる構造になっています。
評価
- ストーリーの深さ:★★★★☆
- キャラの濃さ:★★★★☆
- 推理力の必要性:★★★☆☆
- ロールプレイ要素:★★★☆☆

荒廃のマリス
あらすじ
「無知は罪だ」
好奇心を、探究心を、向上心を燃やし続けろ。
考え続けろ。
たとえ自分の代で不可能でも、いつか叶うと信じて。
空は見えない。
紫色の靄が空を覆い、太陽光が薄気味悪く反射している。
人類は、約1000年前に滅びた。
原因は、生物兵器として作られたウイルス――マリス。
偶然抗体を持っていた一握りの人間だけが生き残り、
文明は、ゆっくりと再構築されていく。
人類が生み出し、
人類を滅ぼしたものに、
人類は「マリス」という名をつけた。
プレイキャラクター
私は 「冷アカリ」という女の子の役を担当。
- 7人シナリオ
- 男女比:男4/女3
星空のマリス直後のプレイだったため、世界観への没入は最初からMAXでした。
プレイ時間
こちらも 約3時間。ただし、探索要素や自由度が高く、体感的な密度はさらに濃かった印象です。
感想
登場人物全員が非常に立っていて、「誰を演じても面白い」シナリオだと感じました。
特徴的だったのは、
- 実際に用意された物品を探索できる点
- TRPG的な自由度の高さ
考えることが多く、頭をフル回転させる作品です。
2作目ということもあり、集中力や体力的に拾いきれなかった部分があったのが正直悔しいところ。それだけ情報量と密度が高い、やり応えのある作品でした。
評価
- ストーリーの深さ:★★★★☆
- キャラの濃さ:★★★★☆
- 推理力の必要性:★★★★☆
- ロールプレイ要素:★★★☆☆

まとめ
マリスシリーズは、2作通しプレイを強くおすすめします。
同日に連続で遊んだことで、
- 世界観の熱量を保ったまま続編に入れる
- 共通するテーマや対比がより鮮明になる
- 感想戦が圧倒的に盛り上がる
という体験ができました。
また、ハンドアウトが持ち帰り可能なのも嬉しいポイント。
デザインがとにかく可愛く、他人のハンドアウトと見比べる時間すら楽しい。
なお、マリスシリーズには前日譚として「幻想のマリス」という4人用・GMレスの無料シナリオも公開されています。こちらは未プレイなので、遊んだらまた感想をまとめたいと思います。




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