『トゥモロー・ウォー』映画館で上映しないのがもったいなすぎる

映画じかん

7月2日に映画『トゥモロー ウォー』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。

本作は、パラマウント映画によって2020年12月25日に劇場公開予定だったが、新型コロナウイルス感染症の流行により断念され、配給権はAmazonに売卻され、Prime Videoにて2021年7月2日に全世界でデジタル配信されました。

あらすじ

地球を脅かすエイリアンと人類のバトルを描くSFアクション。

タイムトラベラーたちによって、人類滅亡の危機を知らされた人々が、世界を救うために立ち上がる。『レゴバットマン ザ・ムービー』などのクリス・マッケイが監督を手掛け、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのクリス・プラットが主人公の高校教師を演じ、『アイ・フランケンシュタイン』などのイヴォンヌ・ストラホフスキー、ドラマシリーズ「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」などのベティ・ギルピンらが共演する。

2051年から現代にやって来たタイムトラベラーグループにより、30年後に人類は未知の生物との戦争に敗北するという緊急メッセージが伝えられる。

人類が生き残る唯一の方法は、現代に生きる兵士と民間人を未来に送り、戦いに加わることだった。

幼い娘を持つ高校教師のダン・フォレスター(クリス・プラット)は、娘の未来のために戦う決意をする。

 

私史上に残る映画

私の好きな要素全部詰め込んだ最高の映画だった。

アマプラだけなんてもったいなすぎる、映画館で4DX上映して欲しいレベル。

一言で言えば、『エイリアンとの戦い×かがくのちからってすげー!×家族愛』って感じの映画。

物語のはじまりから未来へ行くまでトントン拍子に進んでいくテンポの良さ、

ギリギリまで見せないで焦らされるエイリアンとのファーストコンタクト、

時空を超えた三世代の親子愛。引き込まれる要素がググッと詰まっている。

細かい作りこみ

時間旅行モノについて回るタイムパラドックス問題を、この作品はちゃんと理由つけて乗り越えてきてくれて嬉しい。

開始10分で「設定ガバいな」って思ったのも束の間、その数分後には納得のいくような設定が盛り込まれている。

そして、この作品の世界観と設定を飲み込むのに必死な間に出てきたちょっとしたやりとりが、後に重要な鍵になったり、重なるエピソードが出てきたりと、後半話が進むにつれワクワクが止まらない

人類全員を救うことで英雄となるのが映画の鉄板だが、この作品ではあくまで自分の大切な家族のために動く。本当の幸せに気づき、ハッピーエンドを迎える。

30年後には人類が滅亡すると知らされ、兵役が始まれば生存率は恐ろしく低いという絶望的な状況だが、その中でもジョークが飛び交いクスりと笑える場面もあり、緩急の付け方が上手い

泣いて、笑って、ドキドキワクワクする。夏休みには持ってこいの映画。

自信を持ってみんなにおすすめしたい。

p.s. クリスプラットの吹き替えが山ちゃんで、アベンジャーズシリーズを見てない私には少し違和感。(山ちゃんが吹替するとみんな同じ人になるよねぇ)

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