映画館に見に行ってきました!!!
結論:近年の作品で、今作が一番面白いし出来が良い。
そして、もう一回見直したいです。
いや、絶対もう一回見に行ってきます。
(理由は後述)
あらすじ
大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版27作目。
「月下の奇術師」の異名を持つ怪盗キッドや、キッドとは因縁のある「西の高校生探偵」こと服部平次が登場し、北海道・函館を舞台に、謎に包まれた日本刀をめぐるミステリーが展開する。
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届く。キッドの狙いは新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だったが、折しも函館で開催される剣道大会のため、服部平次やコナンも同地を訪れていた。平次はキッドの変装を見破り、追い詰めていく。時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で発見され、捜査線上には「死の商人」と呼ばれる日系アメリカ人の男の存在が浮上する。
北海道警捜査一課の刑事・川添善久役で北海道出身の大泉洋がゲスト声優出演。監督は「名探偵コナン 緋色の弾丸」「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」や人気アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」も手がける永岡智佳。
2024年製作/111分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年4月12日
引用:映画.com
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劇場に行く前に絶対見ておくべきエピソード
96巻『キッドVS高明 狙われた唇』
映画『から紅の恋歌』
まじっく快斗(1話だけでOK)
この3つは予習必須です。
見ておかないと楽しめないところがいくつかあります。
メインビジュアルの発表と同時に、
原作でまだ明かされていないキッドの”真実”が明らかになることが確定していました。
そして、それを危惧したキッドに招待状とフィルムが盗まれてしまったらしく、
(正式公開前の情報漏れを懸念して)試写会を一切行わない異例の徹底ぶりでした。
日付変更とともに上映される最速上映の価値が爆上がりでしたね。
感想と考察
以下、ネタバレありの感想です。
…はい、眼福の極み。
沖田くんたくさん見れてすごい嬉しかった。かっこいい、なんてかっこいいの。
YAIBAのキャラだからコナンのアニメでも滅多にお目にかかれないのに。
こんな綺麗な作画で見られるなんて感動。
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そしてとにかく!!!平次が可愛すぎる!!!
一挙手一投足ぜーんぶ可愛い!!!
平次と沖田のアップツーショットがカッコ良すぎて脳内スクショしまくった。
キッドの参戦の仕方としては、レクイエムの時の白馬探ポジだけど、
あの時とは違って最初っから観客にもオープンだったな。
キッドが沖田のフリして使う下手な京都弁、
コナンが平次のフリして使った下手な大阪弁を準えてたりする?
今作は、見ててこっちが恥ずかしくなっちゃうような感じではなく、
良い温度感でラブコメ入れてきてるのが最高のセンスだと思う。
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そして劇場版で大切なのは作画のクオリティ。
今回の作画も良かった!!!時々すごい幼く見えたけど、基本最高。
特に園子ちゃんの幼さが際立つ作画だったな。
とんがり無くして、丸顔で、目が大きめな感じなった。
謎解き&オチは大体予想できたけど、この映画の大切なところはそこではない。笑
そもそもタイトルが五稜星だったから、最終的に五稜郭にたどり着くのは明確。
出だしの土方の声優がつだけん(津田健次郎)で、
ラストで出てきた鬼丸もつだけんだから、沖田とコンビでいたときワクワクした。
五稜郭という舞台で、土方と沖田が共闘するとは。
中森警部のことで激おこキッドのシーン良すぎる、この関係性が好き。
冒頭の平次vsキッドも胸熱、最初からギア前回なアクション。
普段はコナンが無茶して追っかけ回してるけど、平次がなりふり構わずキッド追っかけてるの珍しくて新鮮。
中盤、襲撃受けるキッドを平次が守るシーン好き。まさに、ヒーロー現れたり。
そしてその後の列車の中にいる3人、普段じゃありえない光景。
まるで劇場版ポケモンのロケット団みたい。
今回の映画は普段敵対関係の人たちが、その場限りで協力する胸熱展開を繰り返し見せてくるから、いちいち大興奮してしまった。
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今作では完全に平次の恋路の応援団な蘭ちゃん。
平次に対して完璧な恋愛アドバイザーしてて良すぎたし、ナイスアシストでした。
今回はメイン平次キッドだったし、「らーんっ!」がなくて、
悲劇のヒロインにならなくて大丈夫だったからか、
私的には今回の蘭ちゃんはすごく好きなポジショニングだった。
同様に、園子ちゃんも現地じゃなくて、オンラインでのやり取りだったのが良かったな。
現地来ちゃうと姦しくなっちゃうし、蘭×園子×和葉で街歩きは、世紀末の魔術師とモロ被りしちゃうし。
バイクで走りながらコナンくんキャッチするシーンも良かったな。
『世紀末の魔術師』でも『迷宮の十字路』でも、コナンが平次バイクに乗ってて、
前もおんなじようなシーンあったけど、映像としてのかっこよさが際立ってた。
他作品からのゲストのオンパレード
今作は、青山剛生先生の過去作品からの登場キャラがたくさんいたのが見どころの一つ。
そもそも回答キッドがまじっく快斗から輸入されてきたキャラだから、その周辺出すとそうなるよね。
って感じなんだけど、+YAIBAからも服部繋がりで出てきてた。
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この映画に出てきた他作品からのキャラはこんな感じ?
まじっく快斗:怪盗キッド、中森警部、中森青子
YAIBA:六代目沖田総司、鬼丸猛
メインテーマはやっぱり和風
メインテーマのイントロの出だし、完全に忍たまOP『勇気100%』過ぎて混乱。笑
最近の作品で続いていた、イントロが特徴的なのは継承しつつ、
サビあたりで尺八と三味線かな?和風な音楽で一気に世界観に取り込まれる。
最初のオープニングがめちゃめちゃ高まった。
登場人物紹介の映像も含めて、最高でした。
また、昨年と一昨年と2年続いた『きみがいれば』の流れはここで打ち切り。
期待していたけどさすがに流れませんでした。残念。
まあいつも流れないからこそ、クライマックスシーンで流れたときの貴重さが高まるんだよね。
完全初出しの衝撃設定
ラスト、完全に出し抜かれてしまった。
黒羽盗一が生きてる、しかも工藤優作の双子の兄だと。
最初っからやけに工藤新一と黒羽快斗が似てるって言われまくるなぁ…
と、思ったら伏線だったんかい!
ってツッコミたくなった。笑
改めての平次からの指摘、青子ちゃんからの指摘もあって、印象的だったから、
判明した瞬間、全てが結びついて気づけなかった自分にワーッて気持ちになった。
(いや、冷静に無理だよね。気づいてた人いる?)
あとたったのワンカット(噂でくしゃみ)のために、工藤優作と工藤有希子出したの、
声優の無駄遣い過ぎるな〜と思ったら、ラストこんな重要シーンがあったとは。笑
黒羽盗一が変装していた川添刑事に何かあるっているのは、
登場したときに西村警部の「遅刻するようなやつじゃないんでけど」の一言で気づいたし(キッドの変装かと思ったけど沖田として出てきて違った)、
パソコンで斧江さんの写真を間違えて出しちゃったように見せかけて、わざとなんだろうなとも思った。
極めつけは中森警部が入院してる病院での怪しいワンカット、でもこの時は特に何も起こってなかったから、どんな意味の笑みだったのかが謎が残ってたんだよね。
黒羽盗一ってことを認識した上で、もう一回見直したい。
来年のコナンは大和県警がメイン
2025年のコナン映画は風林火山、長野県警!!!
大和敢助かっこいいんですよね。
諸伏絡みで安室さんも出てくるかなー。
終わりに
公式映画サイトはこちら
![](https://happy-mainichi.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/9157bc8536f59439bf74990e5a029b65.jpg)
1412計画というキッドのスペシャル動画があるので要チェックです。
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